就職・転職ノウハウ

神戸市中央区で満足できる介護求人を探すには?3つの方法とそのメリット・デメリットを解説!

神戸市中央区は神戸市の南部に位置しており、三宮、異人館地区、元町、神戸ハーバーランド、ポートアイランドなど神戸を代表する地域があります。

この記事は、

「中央区は介護求人がたくさんありすぎてどれを選んだらいいか迷ってしまう」

「給与や立地などは求人サイトで調べられるが、肝心の施設の社風や人間関係が分からなくて不安」

という方に向けてお役に立てるような情報をまとめました。

ぜひ参考にしてみてくださいね。

中央区の介護施設・介護求人はとても多い

「神戸市 中央区 介護 求人」でGooge検索すると約1400万件のサイトが表示されます。

検索上位に表示されるサイトだけでも膨大な量の求人数があります。

indeed5312件
求人ボックス4322件
ハローワーク105件
ジョブメドレー94件
e介護転職132件
※2021年10月31日, 当サイト調べ

重複する求人もありますが、全体として非常に多いです。

中央区の75歳以上1千人あたりの施設数は全国平均、神戸市平均と比較しても高くなっているのです。

施設の種類施設数75歳以上1千人あたりの施設数神戸市平均全国平均
訪問型介護施設数1086.644.483.25
通所型介護施設数583.573.323.43
入所型介護施設数201.231.902.17
特定施設数70.430.520.32
居宅介護支援事業所数583.572.672.41
福祉用具事業所数251.541.000.80
合計27616.9713.8912.40
参考:日本医師会地域医療情報システム

求人がたくさんありすぎると、どれを選んだらいいか迷ってしまいますよね。

そこで多くの方が

  • 求人サイトを使って、通える範囲の求人を給料が高い順orおすすめ順に並べ替えて上から見ていく

というやり方をとられます。

確かにたくさんの求人の中から、より給料が高いものを見つけるには効率的で良いやり方でしょう。

しかし

  • 給料が高い施設というのは、職場環境が悪く人が定着しないために給料を上げて人を集めているというケースが多い
  • 求人サイトにある「おすすめ順」の機能では、たくさん掲載料金を払っている施設が優遇されているケースも多く、信頼できない場合も多い

という理由で、自分に本当に合った介護の仕事を探したいのであれば「求人サイトで給料が高い順orおすすめ順で探す」方法はおすすめできません。

給料が高いところに転職できたとしても、激務や人間関係のストレスで疲弊してしまっては元も子もありません。万が一、体調を崩してしまったら上がった給料分以上の損害になってしまいます。

「ではどうやって転職先を選べばいいのか?」

ということですが「人間関係」を見て転職先を選ぶのがベストです。

「人間関係」を見て選ぶと自分にあった転職先を見つけられる

介護職に限りませんが職場での悩みの大部分は人間関係によるものだと言われています。

他のスタッフや利用者さん、管理者の方々と仲良くやれる職場かどうかということです。介護の実務は施設によってさほど大きな違いはありませんし、資格や業務内容が同じなら給与水準も大きくは違いません。

結局は人間関係がいい職場かどうか、自分にあっているかどうかという点がポイントになると思います。

人間関係がいい職場・自分にあった職場の探し方

人間関係がいい職場・自分にあった職場を探す方法は次の3つです。

  1. 知り合いに紹介してもらう
  2. 転職サイトを使って探す
  3. 転職エージェントなどの相談サービスを活用する

それぞれのメリット・デメリットを解説しますので参考にしていただけたらと思います。

方法①実際に働いている知り合いに紹介してもらう

メリット

  • 職場の詳しい情報を聞いた上で転職ができる(=ブラックな施設に当たる確率はほとんどない)
  • 友人を通じて職場での人間関係を築きやすい
  • 自分と相性の良い人が集まっている場合が多い

デメリット

  • 介護施設で働いている友人・知人がいないと使えない方法
  • 友人・知人との人間関係があるので断りにくいし、辞めにくい

実際に介護施設で働いている友人・知人に紹介してもらうのが最もおすすめです。

仲のいい友人が働いているのであればその人の紹介で人間関係も築きやすいでしょう。働く環境もあらかじめ聞いておけますので失敗も少なくなります。

職場には似た人が集まりやすいので、その友人と似た人が多いケースが多く、馴染みやすい職場になるはずです。

方法②転職サイトを使って探す

メリット

  • 自分のペースで仕事を探せる
  • たくさんの求人が掲載されている

デメリット

  • 職場の雰囲気や働いている人など、重要な人間関係の実態がわからない
  • 求人数が多く、離職率の高い施設も目立つようになっている

転職サイトを使って求人を探すやり方もあります。

スマートフォンを使って手軽に求人を調べられるので転職サイトを活用している人も多いでしょう。

転職サイトでは給与や立地など基本的な情報は得られますが、肝心の職場の雰囲気やどんな人が働いているのか、自分が本当にそこでやっていけそうかという現場の情報はほとんど掲載されていません。

また転職サイトには膨大な量の求人が掲載されており、中には職場風土や労働環境があまり良くなく、離職率が高いところも紹介されています。

離職率が高いところは人手が足りず求人に力を入れる傾向もあるので、お金を払って求人サイトでも目立つようにしていることが少なくありません。

自分で職場見学を申し込んだり、働いている人に話を聞いて職場の情報収集ができるという人であれば使いこなせるかもしれません。しかし、転職サイトを使って自分が働きやすい環境かどうか判断するのは少しハードルが高いでしょう。

方法③相談サービスを活用する

転職の相談サービスを活用するやり方もあります。

キャリアアドバイザーと直接会って面談をしながら、転職先を決めていくものです。

給与や勤務地、働き方などあなたの希望条件をもとに良い求人を提案してくれます。

介護施設側から紹介料をもらって成り立っているので、求職者さんは無料でサービスを受けられる仕組みです。

面談のときに転職サイトではわからない職場風土や労働環境の部分も踏まえて転職アドバイスをもらえます。

相談サービスの活用は、介護施設で働いている知り合いがいなくてもできますし、職場風土など現場のことも教えてもらえる点が良いです。

紹介先の施設のことをどれだけよく知っているかは、相談サービスによってまったく違います。施設に行ったことも、施設長や現場で働く介護士の方と話したこともない担当者がいる相談サービスもあります。面談のときにしっかりと見極めてからどの相談サービスを使うか決めると良いでしょう。

2021年11月30日公開/2024年4月2日更新(ひょうご介護アナウンス編集部)