【新卒向け、例文付き】介護業界を受ける際の、志望動機の書き方

介護の現場で経験を積んでいない新卒者にとって、採否を決める一番のポイントはなんだと思いますか?

それは転職者同様に、志望動機に他なりません。採用担当者にぜひ獲得したい人材と思わせることが大切です。

魅力的な志望動機を例文付きで紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

【新卒向け】介護業界の志望動機の書き方!3つのポイント

介護職の志望動機を考える際に、大きく3つの重要なポイントがあります。

必ずこの3つのポイントを押さえて志望動機を構成するよう心がけましょう! 

【ポイント1】介護職に興味を持った経緯

まず初めに、どうして介護職に就きたいと思ったのかを語る必要があるでしょう。今現在、介護業界は深刻な人材不足を抱えています。

そんな介護業界をなぜ志望したのか、どうして働きたいのか、採用担当者は興味津々です。それなのに志望動機がしっかりしていないと、「採用しても簡単に離職してしまうのではないか?」と不安を与えてしまいます。

転職者と違い社会人経験が少ない新卒者は、よりアピールポイントに工夫を凝らすことが必要です。

実際の経験などを交えて、自分の意思がリアルに伝わる志望動機を考えていくと良いでしょう。

例えば、「祖母が倒れ、母の介護している姿を見ているうちに、自分の仕事にしたいと思うようになった」「学校のボランティア経験を通じて、自分も力になりたいと強く願うようになった」などの志望動機であれば、より介護職への意欲が伝わりやすくなります。

また、自分の性格や強みを同時に取り入れられると、より完璧です。「相手のことを考え、行動することが得意や好きであること」「人の役に立つことが嬉しいと感じる」など、性格面での利点を入れられると、より明確な志望動機に仕上がります。

さらに「歩けない祖父がいたため、自分も母と一緒に介護をしていた」「老人ホームの月1のボランティアに参加していた」など、自身が介護に携わった経験談があれば、アピールポイントとしても高いので、ぜひ志望動機に盛り込んでいきましょう。

【ポイント2】この介護施設でなぜ働きたいのか?

志望動機に書く2つ目のポイントは、「どうして、この介護施設を選んだか?」です。数ある介護施設の中からどうしてうちを選んでくれたんだろう?と、採用担当者が特に知りたい点でもあります。

そもそも介護施設には、特別養護老人ホームや有料老人ホーム、ケアハウスなど様々なタイプがあり、各施設ごとに仕事内容は異なります。

また、同じタイプの介護施設であっても、各々アピールしたい特徴や強みが違うものです。施設が大切に考えている点を理解しておかないと納得いく志望動機にはなりません。必ず、施設のホームページやパンフレットに目を通し、他とは違う良さを明確に理解しておきましょう。

【ポイント3】自分の将来設計について

介護業界で働くことを本当に望むのであれば、資格取得を考えている方も多いことでしょう。そんな点も志望動機に盛り込んでいくとより熱意が伝わります。

働きながら、経験を積み「介護福祉士」「ケアマネジャー」「認定介護福祉士」などの資格を目指したいと自分の夢を語ることで、採用担当者も「やる気」や「向上心」「良い印象」を抱いてくれます。

3つのポイントを必ず押さえた上で志望動機を組み立てていくようにしましょう。

【新卒向け】介護業界の志望動機の例文3パターン

例文パターン1

私が介護士を目指したのは、祖母の介護をしていた母を助けたいと思ったからです。

5年前小さなころから可愛がってくれた祖母が認知症と診断されると、間もなく介護が必要な状態になってしまいました。母は、肉体的にも精神的にも本当に大変な日々を送っていましたが、そんな母を見ながら、私は何も助けることができませんでした。

そこで、介護士を目指したいと、専門学校に通うことを決めました。今年無事、介護福祉士の資格も取得することができました。貴社は介護を受ける利用者だけでなく、その家族のフォローにまで熱心に取り組んでいるため、私が当時必要と感じていた介護の在り方に通じるものがありました。

入社することができましたら、ぜひ利用者の介護だけでなく、利用者の家族へのフォローも積極的に取り組みたいと思っています。また、得意分野であるパソコンを生かして、顧客の安心につながるサービスを提供していけたらと願っています。

例文パターン2

私は利用者だけでなく、その家族まで支えることのできる介護がしたいと考えています。

まだ幼かったころ、祖父が介護施設に入所したのですが、その時、祖父の面倒を見てくれていた介護士さんが大好きでした。いつもテキパキ祖父の世話をしてくれ、まだ小さな私にまでいつも笑顔で接してくれました。

祖父だけでなく、私の両親もとても頼りにしていて、家族にとって味方となる存在でした。物心つくにしたがって人の役に立つ仕事がしたかった私は、どうしても憧れの介護職に就きたいと決意するようになりました。

貴社の施設は、「利用者とその家族にも笑顔を」と理念に掲げているため、私の目指す介護ができると思い、今回志望いたしました。飽きずにコツコツ努力する性格と誰にも負けない体力を、貴社での介護サービスの向上に役立てたいと考えています。

例文パターン3

私は小学生のころから、老人ホームでボランティア活動をしていました。

練習した合唱をし、折り紙を高齢者と一緒に作って楽しむというメンタル面を支える些細な活動でしたが、高齢者の方が喜んでくれることにいつも充実感を覚えていました。介護士の方とも接する機会が多くあったのですが、入所者のことをいつも考えていて、人のためになる、やりがいを感じられる仕事だと教えてもらいました。

貴社の「みんな幸せ」の理念は、私の理想とする考えと共通するところがあります。私は、昔から人の相談に乗ること、人のために行動することが得意なので、いずれはケアマネジャーの資格取得を目指していきたいです。入社後は、介護はもちろんのこと、利用者の安心という精神面のサービス向上に努力していきたいです。

【新卒向け】介護業界を受けるときの履歴書の書き方!

履歴書の書き方の基本は、介護業界でも他の職業を希望する場合でも変わりありません。最近は、パソコンを使って作成した履歴書も目にするようになってきましが、やはり手書きの方が熱意は伝わります。できる限り履歴書は手書きで作成しましょう。

鉛筆ではなく、黒のボールペンか万年筆で書くことも忘れてはいけません。「会社を軽くみているのでは?」と悪い印象を与えてしまいますので、きちんと守るようにしましょう。また、コピーした履歴書の使いまわしは絶対にNG! 鉛筆での記入同様、社会人として失礼に当たります。いずれも些細な事のようですが、採用確率が下がる原因となりますので、注意するにこしたことはありませんよ。証明写真の添付忘れにも注意しましょうね!

さて次からは、履歴書の項目ごとに詳しく見ていきましょう。

日付

西暦、和暦どちらでも構いませんが、他項目の書式と統一することが大切。生年月日や学歴などと同じ形式で記入するようにしましょう。作成日はポストへ投函する場合は投函日を、面接と合わせて持っていく際には、面接日を記入するようにします。履歴書を書いた時の日付ではないので、注意が必要です。

氏名、印鑑

氏名は自分を表す最も大切な部分となりますので、丁寧に分かりやすい楷書で書くようにしましょう。印鑑はできれば三文判以外のものを使ってください。ズレてしまったり、滲んだりしないよう真っすぐ捺印するようにしましょう。

生年月日・年齢

始めに記入した日付と同じ形式を守るようにしましょう。日付をよく確認した上で、その時点での満年齢を記載します。

現住所・連絡先

現住所は、住民票に記載されている住所を記載します。現住所で連絡が取りにくい場合には、連絡先に日中連絡のつく場所を明記しておきましょう。電話番号は自宅の番号でも携帯のものでも構いませんが、両方記入するほうが安心です。連絡の取りやすい携帯番号は忘れず記入しておくと良いでしょう。メールアドレスも書いたおくとさらに安心です。携帯のアドレスよりはPC用のアドレスを使うのが一般的。迷惑メール設定で受け取ることができなかった等の問題が頻発しているためです。確実にメールを受け取ることのできるメールアドレスを記載しましょう。

証明写真

証明写真は、3か月以内に撮影したものを使います。スナップ写真やプリクラなどはNGです!

きちんと証明写真として撮影したものを使用しましょう。写真の裏側に氏名を書いておくことも忘れずに。のりで履歴書に貼り付けても剥がれることがありますので、相手側を困らせないためにも氏名を記入しておく配慮が大切です。

証明写真として撮影されたものであれば問題ないはずですが、写真の背景は無地であることを確認してくださいね。服装は正装を心掛けましょう。リクルートスーツで撮影すればまず間違いありません。マナーとして明るすぎる髪の色や濃いメイクも避けましょう。

学歴・職歴

学歴や職歴は古い順に記載します。年月も日付と形式を合わせて記入しましょう。

学歴は、最終学歴の一つ前から記入するのが一般的ですが、面接では地元ネタが話題に上がることも少なくありませんので、記入欄に余裕があれば、小・中学校から書いても良いかもしれませんね。

学校名は県立・私立等も正しく記載し、正式名称で記入しましょう。

職歴も同様に会社の正式名称を記載します。(株)など略式表記はせず「株式会社」と正しく書くよう心掛けてください。

新卒者の場合には、職歴がないのが普通ですが、パートやアルバイトでもアピールとなる経験があれば記載しても良いでしょう。特に介護業界経験がある場合には絶好のアピールポイントとなりますので、記載することをお勧めします。

ただしあまりにも短い期間のものは印象を悪くしますので、避けた方が無難です。最低でも3か月以上携わったものを記入するようにしましょう。

免許・資格

在学中に取得した免許や資格がある場合は、取得した年月日もあわせて必ず記載してください。特に介護に関係する資格を所持している場合は、アピールにも繋がりますのでしっかり明記しましょう。

法改正等で資格名称が変更されていることもありますので、記載前にきちんと確認しておくことが大切です。いくつか例を挙げると、ホームヘルパー2級 → 訪問介護員2級、ケアマネジャー → 介護支援専門員、初任者研修 → 介護職員初任者研修などがあります。

まだ取得はしていなくとも、介護に関係する資格を勉強中の場合には、受講中、取得予定、結果待ち等、その旨も記載しておきましょう。

介護資格一覧

  • 介護福祉士
  • 社会福祉士
  • 介護保険事務管理士
  • 介護職員初任者研修
  • 介護職員実務者研修
  • サービス介助士2級

持っているとアピールに役立つ資格

  • 福祉用具専門相談員
  • 福祉レクリエーション・ワーカー
  • ガイドヘルパー
  • 音楽療法士
  • 介護予防運動指導員
  • 福祉事務管理技能検定
  • 介護食士
  • ケアクラーク技能認定試験
  • サービス・ケア・アテンダント
  • シニアライフアドバイザー
  • 難病患者等ホームヘルパー
  • 福祉情報技術コーディネーター
  • 福祉住環境コーディネーター
  • 高齢者コミュニケーター

等があります。

志望動機

ここは最も自分のやる気をアピールするポイントになりますので、よく考えた上で記入しましょう。

前述した志望動機を参考にしてみてくださいね。履歴書によって形式は異なりますが、志望動機とは別に特技などを書く欄が用意されている場合があります。

単純に特技を記載するだけでなく、困難だったエピソードやそれをどう解決したかなど記載しておくと、あなたの人となりがより伝わりますよ。

本人希望欄

希望する配属先や勤務時間などを記載する欄になります。どんな仕事をしたいのか明確にしておくことで、面接もスムーズに運ぶことになりますので、必ず記入しておくようにしましょう。

夜勤や早朝出勤可能など、採用スタッフとして利点となる項目はできる限り挙げておけると良いでしょう。

履歴書のコピーを取っておこう

履歴書は面接時に面接官が参考とする資料。大抵の場合、事前に郵送するか面接会場で手渡してしまうので、履歴書は自分の手元には残りません。

面接時に内容を忘れてしまい、受け答えと履歴書に矛盾が生じないためにも、事前にコピーを取っておくと良いでしょう。面接で訪問する際に再確認もできます。

【新卒向け】面接での志望動機の話し方

最も緊張する面接本番ですが、ここで差をつけることができれば、採用に大きく近づきます!

面接では定番といえる志望動機の上手な話し方について、少しお話しておきましょう。

話すときは、「ゆっくり」、「分かりやすい発音」で、「抑揚をつけて話す」ことが大切です。

採用されたい一心で話したいこともたくさんあるかと思いますが、あれもこれもと色々話しすぎた結果、言いたいことが良く分からないまま終わることも少なくありません。できるだけ話題を絞って簡潔に話すようにしましょう。

自分のエピソードを盛り込むことも大切です。自分のエピソードを入れる時には、決してネガティブな話で終わらないよう気を付けましょう。また、話すときの姿勢も面接官は注意深く見ています。

下を向いたり、目線を外したりして話をしていると、良い印象につながりませんし、やる気や熱意を伝えることもできません。面接官の目を見て、自信を持って話すよう心がけましょう!