介護の仕事で利用者さんをしっかりとケアするには、なにより自分自身が健康でいたいですよね。
けれども多忙な日々に追われていると、つい自分の食事まで手が回らないことも。
ファストフードやコンビニで買って簡単にすませてしまったり、食事を抜いてしまったりしてしまう日はありませんか?
もしも仕事をしながら健康的でバランスのよい食事をとれるとしたら……。
なんて夢のようなことを考えてみたり。
「いやいや、そんな都合のよい話なんかあるわけない」と思ったそこのあなた!
実は、そんな願いが叶う職場があるんです。
今回ご紹介する施設では、職員も利用者さんと同じ食事がとれます。
ということはつまり、栄養バランスやカロリーを計算してつくられたおいしい献立が、わざわざレストランに足を運ばずに食べられるということ。
これはめっちゃラッキーなのでは?!
利用者さんだけでなく職員も元気にする食事、そんな介護現場のご飯…それが「カゴメシ」です!
さぁ、さっそく魅力的な「カゴメシ」を紹介していきましょう。
地域密着型でアットホームな雰囲気がコンセプトのデイサービスふたたびは、神戸市中央区にある通常型デイサービス。
利用者さんも働いている職員さんも、全員が家族のようなアットホームな職場です。
デイサービス施設のため日勤のみの勤務形態。
夜勤もなく、週休二日制(日曜日・固定休)なので、プライベートとの両立もしやすく働きやすい職場です。
勤務時間の相談も気軽にできるので、子育て世代の職員さんもたくさん活躍中!
また、介護の資格を取得したい人には、費用を会社が全額負担してくれます。
介護未経験・無資格でも安心ですね。
主な仕事は、利用者さんの活動サポート。
重度介助の方はほとんどいらっしゃらないので、食事・入浴介助の他、レクリエーションなど活動のサポート、ハイエースに添乗しての送迎などがメインです。
デイサービスふたたびの利用者さんが楽しみにしているのが、おいしいランチ!
栄養バランスの取れた食事は品数の多さが自慢です。
レクリエーションでは、クリスマスにも手作りケーキをつくって、みんなでいっしょに食べることもあります。
このエピソードだけでも、楽しくておいしい「カゴメシ」が登場すること間違いなし!そんな予感しかありません。
この日のメインは「ピカタ」です。ボリュームがすごい!
「温サラダ」と「インゲンの胡麻和え」がついて野菜もたっぷりです。
小鉢の「煮豆」が嬉しいですね。
たっぷりのタレがかかった「チキン南蛮」がなんとも美味しそうです。
ヘルシーな「おろしちりめん」と「切り干し大根」でバランスもばっちり。
デザートにみかんで、フルーツもしっかりとれます。
大根おろしの添えられた「焼き魚」に「青菜のおひたし」はTHE和食って感じですね。
「中華春雨」で味の変化を、「カボチャ煮」の優しい甘さにほっとしそう。
特別養護老人ホーム メープルホームは、入居者様の食事や入浴などの日常生活の介助をメインに、潤いのある日々を過ごしていただくためのサポートをしています。
特別養護老人ホーム、デイサービスセンター、ショートステイの3つを手がけているので幅広い業務に携われるのが魅力。
さまざまなスキルを身に付けたい人や、介護を基礎から学びたい人にぴったりの環境です。
業界ではめずらしく残業もほとんどありません。
産休・育休など、ライフステージの変化に合わせた休暇制度もあるので、家庭や育児と仕事を両立させている職員さんも。
あたたかく家庭的な環境で、ゆとりある労働環境のもと、じっくりと介護のお仕事に取り組めます。
特別養護老人ホーム メープルホームでは、利用者さまのお誕生日会を毎月実施!
また、クリスマスなどの季節イベントも積極的に開催しています。
新型コロナウィルスの影響で初詣に行かれなかった2021年には、利用者さまと職員さんで一緒につくった手づくり神社詣をしました。
なんて素敵なアイデア!
ソーシャルディズタンスに配慮しながら、お菓子作りなども楽しんでいます。
大家族と食卓を囲むような「カゴメシ」なんて、現代ではなかなか味わえないですよね。これは楽しみです!
この日のメニューは、みんな大好き「チキンカレー」
母の味を思い起こさせる家庭的な味付けが人気です。
カレーは他にも、ビーフかカツカレーなどのバリエーションも。
残食も少ない人気のメニューです。
敬老の日の献立は「えびしんじょう」「赤魚の漬け焼き」「ほうれん草のおひたし」「卵焼き」
メインは人気の「ちらし寿司」で、牛肉や秋鮭などトッピングもバラエティーに富んでいます。
敬老の日には、スタッフの食事もお弁当箱に詰めて提供。
いつもとちょっと違うって、嬉しいですよね!
グループホーム花みずきは、少人数限定の認知症対応型共同生活介護施設です。
利用者さまがその人らしく、自宅にいる時のように過ごせる様に、元気と笑顔が売りの職員さんが介護を行なっています。
春にはお弁当をもって公園へ花見外出したり、クリスマスには職員さんが飾り付けたイルミネーションを楽しんだりと、利用者さんが家族と過ごすような気持ちになれる時間を生み出しています。
育児休暇もあるので家族が増える予定の人でも安心して働けますよ!
ユニットごとに利用者さんの好みに合わせたメニューを作っています。
こだわりは、四季折々のものを提供すること。
そして「おやつ作りの日」には、ホットケーキやわらびもちなど、その日のおやつを利用者さんと協力してつくって食べるのだとか。
利用者さんはもちろん、職員さんもみんな楽しんで過ごしているのが伝わってきますね。
利用者さんの好きなものや、四季を感じるメニューを楽しめる「カゴメシ」は、心の贅沢を味わえそうです。
今回は、グループホーム花みずき併設の、1日利用者30名までの小規模なデイサービスセンター・花みずきのカゴメシをご紹介します。
この日のメインはボリュームたっぷりの「豚しゃぶサラダ」
副菜には「レンコンの金平」もあり、お野菜たっぷりで健康的です。
デザートの果物もおいしそう!
「鰆の味噌漬け焼き」と「肉じゃが」でお肉も魚も楽しめる欲張りメニューです。
「白菜の和え物」でさっぱりと。
デザートは「水ようかん」で甘いものもしっかりとれます!
メインの「白身魚の酢豚風」に「かぼちゃの土佐煮」「いんげんの胡麻和え」「果物」と彩りがきれいなこの日のメニュー。
白身魚の酢豚風は食べ応えがあって、元気がでそうですね!
食事介助が思うようにいかなかったり、食事がすすまない利用者さんを心配したり。
自分の食事の時間になっても、気持ちがうまく切り替わらないこともありますよね。
利用者さんにとって、食事の時はただ栄養を摂取するための時間ではなく、楽しみだったり、コミュニケーションの時間です。
それは職員さんにとっても同じこと!
利用者さんも職員仲間も一緒に味わえる「カゴメシ」は、一人で食べるコンビニ弁当では手に入らない特別なものといえるかも…。
だって、夜勤明けに朝食がついてきたら、それってほぼ宿じゃん?!
ってか小鉢がいっぱいとか、自分で作るのって面倒だし。
夜勤は大変だけど、おいしいごはんが待ってると思えばがんばれちゃう。
バランスの取れた食事を毎日とってたら、ダイエットも成功しちゃうかもしれないし。
働きながら健康になって、アンチエイジングだってできちゃうかも?!
たくさんのパワーを連れてくる「カゴメシ」は、今日も介護の現場を笑顔にしています。
自薦他薦は問いません!
あなたの職場のカゴメシも是非教えてくださいね。
毎日がんばる職員さんの大きな味方・カゴメシで、明日もいっしょにがんばりましょう!
2022年2月4日公開/2024年4月2日更新(ひょうご介護アナウンス編集部)